iQOS スキンシールの貼り付け方法です。
「和柄-琥珀桜」柄を例に行っておりますが、他のスキンシール柄も共通となります。
STEP0. はじめに
不織布(メガネ拭き等)を用いて、本体のホコリ・ヨゴレ等を取り除いておきます。
STEP1. パーツについて
1-1:パーツの確認
iQOSスキンシールの商品構成です。「表面用シール」「裏面用シール」「側面用シール」の3パーツに分かれています。
※側面用シールは更に二分割されています。また、表面に貼り付けを補助する『透明フィルム』が貼り付けられています。
1-2:パーツを切り分ける
表面・裏面用シートそれぞれ、本体の「上部」「下部」で切り分けると貼りやすくなります。切り分ける際にはシールを切ってしまわないよう気をつけて下さい。
STEP.2 表面・裏面の貼付
2-1:離けい紙(裏紙)を少し剥がす
本体へ貼り付けるに当たり、まずは「四隅」「端部分」を貼り付けます。
貼り付けるに当たり、必要な最小範囲(端や角が現れる程度)の離けい紙(裏紙)を切り取り剥がします。
2-2:端から貼っていく
離けい紙を一部剥がし、本体端・四隅等を基準に位置合わせ・確認を行い、端からゆっくりと離けい紙を剥がしながら貼り付けていきます。
2-3:離けい紙を剥がし、平面部を貼付
位置合わせが終わったら、位置ずれしないようにゆっくりと端から離けい紙を剥がしていき、平面部を貼り付けます。
曲面部はまだ貼らない(浮かせたまま)の状態となります。
2-4:平面部から曲面部に向かってを貼付
平面部が固定されたら、次に平面部から曲面部に向かって、浮き・ヨレやシワが生じない様貼り付けます。
一方向に偏って貼り付けると浮きが生じやすくなりますので、全体的(全方向から)少しずつ貼り付けていきます。
浮きが生じそうな場合は周辺を一旦少しめくり、再度貼り付けます。
2-5:貼付完了です!
位置ずれ等のないことを確認し、最後に全体的にもう一度指で押さえて本体に馴染ませたら完成です!
残りの面(下側および反対側の面)も同じように貼り付けます。
■TIPS.1 : シワ・浮きが生じたら…
曲面(三次曲面)部分は基本的に無理な力を加えて貼り付ける部分となりますので、どうしてもシワやヨレ、浮きが生じやすくなります。
この様なシワ等が生じた場合は該当の箇所を軽くドライヤーで温めることでシートが柔らかくなり粘着力が増します。
その状態でそおっと(軽く)指や爪で馴染ませるように抑えていくとシワが消えます(軽減されます)。
ドライヤーをご利用の際は下記の点にご注意下さい。
- ドライヤーをかける(シートを熱で温める)ことで、シートの柔軟性・粘着力が増し貼り付きやすくなりますが、反面シートが伸びやすくなります。
- シートが伸びてしまうとサイズが合わなくなってしまいます。また、伸びた状態で熱が冷めると、その状態でシートが固まってしまい、より状態が悪化してしまいます。
- この様な留意点がございますので、ドライヤーの利用(熱で温め)は必要最小限とし、温めた後はすみやかに貼り付けを行って下さい。
STEP.3 側面の貼付1(短いパーツ)
3-1:短いパーツの離けい紙をめくります
まずは短いパーツから貼り付けていきます。
シールの離けい紙を、位置合わせに必要な「2つの開口が見えるくらいまで」剥がします。
その際、表面・裏面と同様「透明フィルム」はスキンシールに貼り付けたままにしておきます。透明フィルムを剥がすのは全て貼り終えたあとになります。
3-2:シート貼り付けの位置合わせ
側面上部の開口部を目印に、上から覗き込むように位置合わせを行います。
3-3:本体に貼付
位置合わせを行ったら、そのまま本体に貼り付け、離けい紙を剥がしながら、ズレないようにゆっくりと貼り付けていきます。
3-4:透明フィルムを剥がします
最後まで貼り終わったら透明フィルムを剥がします。その際、スキンシール(デザインシール)も一緒にめくってしまわない様、気をつけながらゆっくりと剥がして下さい。
3-5:側面短いパーツの貼り付け完了です!
最後にもう一度、本体に密着する様しっかりと上から押さえます。これで側面短いパーツの貼付完了です!
STEP.4 側面の貼付2(長いパーツ)
4-1:長いパーツの離けい紙をめくります
長いパーツは「ボタン」「ランプ」のある面から貼り付けていきます。
貼り付け位置合わせの基準となる「ボタン」「ランプ」がむき出しとなるくらいまで離けい紙を剥がします。
このパーツも他と同様、「透明フィルム」はスキンシールに貼り付けたままにしておきます。透明フィルムを剥がすのは全て貼り終えたあとになります。
4-2:ボタン・ランプ部を基準にシートの貼付位置合わせ
「ボタン部」「ランプ部」を基準に、上から覗き込む様に位置合わせを行います。
この部分は特にシートが伸びてしまいやすい部分となりますので、横に引っ張らない様ご注意下さい。
4-3:本体に貼付
位置合わせが終わったら、そのままズレないように本体に貼り付けます。
4-4:全周を貼付
ボタンのある面の貼り付けが終わったら、そのまま全周ぐるりと貼り付けていきます。少しずつ離けい紙を剥がしながら、ズレや伸びが生じない様にゆっくりと貼り付けていきます。
問題なく貼り付けが完了の場合(「正しい位置合わせ」「途中でシートの伸びが生じていない」場合)、シートの終端は「本体内部に巻き込まないギリギリのあたり(僅かに短いあたり)」となります。
シートが本体の内部まで食い込んでしまう場合は、終端部分だけ透明フィルムを剥がし、ピンセット等細いものを使って内部までしっかりと貼り付け、最後にフタを開けて本体内部に指を入れしっかりと押さえるように貼り付けて下さい。しっかりと貼り付ければ巻き込んでいてもめくれは生じません。
4-5:透明フィルムを剥がします
最後まで貼り終わったら、全体的にズレが生じていないか確認を行い、全体を指で押さえ本体に密着させます。
その後、透明フィルムを剥がします。他の箇所同様、スキンシール(デザインシール)も一緒にめくってしまわない様、気をつけながらゆっくりと剥がして下さい。
4-6:完成!
最後にもう一度全体を指で密着させ完成です!おつかれさまでした!!
■TIPS.2 : 大きなシワ・浮きが発生・修復が難しい場合の最終手段!
表面・裏面の曲面部は三次曲面となっているため、全体的に少しずつ歪みが生じないよう貼り付けていくことが必要となります。
特に一方向に向かって貼り付けると歪みが一極に集中し、大きなシワや浮きが生じてしまう原因となります。
小さなシワやヨレ・浮きにつきましては「TIPS.1」でご紹介の方法で修復(軽減)が可能ですが、大きなシワ・浮きになってしまうと、そのまま貼り付けた場合「シートの折れ目」として残ってしまいます。
「シートの折れ目」として残ってしまいそうな場合、そのまま貼付け爪で押さえることで残った目を軽減することは出来ますが、ここでは「浮いた部分を貼り合わせる」方法をご紹介いたします。
あくまで、最終手段となりますため、貼り付けの際は出来るだけ歪まないようゆっくり慎重に貼り付けいただけます様お願い申し上げます。
該当部分周辺を一旦めくり、シートの浮きが生じてしまった部分より気持ち長めにハサミでカットします。
カットする際は本体にキズを付けない様お気をつけ下さい。
切り取った部分を、重ね合わせる様に貼り合わせます。
浮きの生じた部分を重ねあわせせた結果です。重なった部分は盛り上がり跡が見えますが、綺麗に密着されています。
本体の左上・右下部を修復した結果です。
重なった部分は盛り上がり、その跡は見えますが、綺麗に密着され見る角度等により大きな違和感が生じない程度になります。
また、今回は説明用にかなり大きな浮きを例に行いましたが、本修復を行う場合、浮きが小さい程結果は良好となりますので、貼付け時になるべく浮きが生じないようゆっくりとお貼り付け下さい。
本説明は「有限会社マックハリアー製造のスキンシール」ご購入者様向けの説明となります。
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